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音を重ねると濁るのはなぜ? — 音量と音域から整える

低い和音を強く鳴らした例から、和音の強さを下げ、1オクターブ上げるまで。3つの音源とMIDIで、低音の重なりを聴き比べます。

音を重ねると濁るのはなぜ? — 音量と音域から整える

音色を替える前に、重なっている場所を聴く

単独では好きな音なのに、ベースやドラムと重ねると聞き取りづらい。そんなときは、まず何の音が同じ高さ付近に集まっているかを確認します。低い場所で複数の音が同時に伸びると、ベースの動きやキックの輪郭を追いにくくなることがあります。

Aは比較のため、和音を低い音域に置き、強く鳴らした例です。C→G→Am→F、108 BPM・4小節。ベースとドラムは元のポップス作例と同じです。音割れを起こした例ではなく、音域と強さによる重なりを比べるための素材です。

A:低い和音を強く鳴らす低音域の3音をベロシティ100。比較用に作った混み合う例。
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最初はベースがコードの切り替わりごとに下で動いているか、キックがどこにあるかを追ってください。音量を大きくしたときの迫力と、各パートを聞き分けやすいかは、別々に確認します。

和音だけを弱くしてみる

Bは和音のMIDIベロシティを100から60へ下げた版です。音の高さ、鳴る位置、長さはAのままです。ベースとドラムを固定し、上にかぶさる和音だけを弱くすると何が聞こえるようになるかを比べます。

B:和音を弱くする音符の高さは同じ。和音の強さだけ100→60。
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今回はMIDIで変更を持ち運べるよう、トラックの音量フェーダーではなく音符のベロシティを使っています。試聴では同じ合成音色の振幅を変えていますが、別の楽器で再生すると、ベロシティで音色まで変わる場合があります。100→60がそのまま「音量40%減」を意味するわけではありません。

試聴ファイルごとの最大音量をそろえる処理は行っていません。Bが小さくなったとき、端末の音量をすぐ戻さず、まずベースとキックの見え方をAと比べてください。

同じ強さで、和音を上へ移す

CはBから和音の3音を1オクターブ上げた版です。強さ60はそのまま、ベースとドラムも固定です。低いところを和音が占める量を減らし、ベースと役割を分けます。

C:和音を1オクターブ上げるBの強さ60を保ち、和音だけ12半音上へ。
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コードA・Bの和音Cの和音ベース:全版共通
CC2・E2・G2C3・E3・G3C2
GG2・B2・D3G3・B3・D4G1
AmA2・C3・E3A3・C4・E4A1
FF2・A2・C3F3・A3・C4F1

これで必ず完成するわけではありません。上へ移した音がメロディの場所を占めたり、薄く聞こえたりすることもあります。今回はメロディのない3パートで比較しています。メロディを追加したら、同じ判断をもう一度聴き直します。

1トラックずつ戻し、必要な音を残す

  1. AのMIDIを保存し、エディターでchordsトラックを選びます。
  2. 和音の強さを下げ、bassとdrumsを聴き取りやすくなったか確認します。
  3. 次に和音の高さだけを1オクターブ上へ移します。音符の数・長さが変わっていないか確認します。
  4. 上がりすぎたと感じたら、全部を元に戻す前に和音の真ん中の1音だけを下げる版も試します。これは新しい配置なので、Cとは別名で保存します。

EQやコンプレッサーを使う前にも、音符の高さと強さで整理できる部分があります。一方で、音が割れる問題、録音ノイズ、左右の配置、残響の量は別の確認が必要です。この作例だけでミックス全体を評価できるわけではありません。

試聴はこのガイド用に音符から合成したオリジナル素材です。実機演奏やブラウザ操作の録音ではありません。MIDIには音符・テンポ・トラックを収録し、試聴音色そのものは含みません。別のプレーヤーでは音色が変わることがあります。別の試聴を再生すると、前の試聴は停止します。頭から比べるときは再生位置を0秒へ戻してください。

なまずMIDIエディターで編集する → 元のポップス作例へ →

作例は作品への組み込み・商用利用可、クレジット不要です。元のMIDIを残し、編集後の版は別名で保存してください。

伴奏を、自分の曲へ育てる

メロディ、曲の展開、和音や低音の編集を、変更前後の音とMIDIで比べられます。

この状態はこのブラウザだけに保存されます。

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