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同じコード進行なのに雰囲気が違うのはなぜ? — 音の高さと並べ方

C→G→Am→Fの音名を変えずに、基本形・近い音でつなぐ転回形・広い配置を比較。3つの音源とMIDIで和音の置き方を試します。

同じコード進行なのに雰囲気が違うのはなぜ? — 音の高さと並べ方

コード名が同じでも、音の場所は選べる

CのコードをC4・E4・G4で弾くのと、E4・G4・C5で弾くのでは、使う音名は同じでも響き方が変わります。コード名が教えてくれるのは主に音の組み合わせで、すべての音をどの高さに置くかまで一意に決まるわけではありません。

ここではC→G→Am→F、108 BPMの4小節で比べます。どの版も各小節の先頭に3音を同時に鳴らし、長さは3.6拍、強さは85。ベースとドラムは固定です。コードの高さ以外を動かさず、つながり方に注目します。

A:すべて基本形和音パートの最低音を毎小節の根音に。
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B:近い音でつなぐ和音の音名を保ち、オクターブだけ移動。
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C:上下に広げるBと同じ3音を広い音域へ。ベースとドラムは固定。
この作例のMIDIを保存 ↓

実際に鳴らす3音を見比べる

コードA:基本形B:近い配置C:広い配置
CC4・E4・G4C4・E4・G4C3・G3・E4
GG4・B4・D5B3・D4・G4B2・G3・D4
AmA4・C5・E5A3・C4・E4A2・E3・C4
FF4・A4・C5A3・C4・F4A2・F3・C4

表は低い音から順に並べています。AではCからGへ進む際、和音全体が大きく上がります。BではGをB3・D4・G4へ置き、前のCの近くへ寄せています。上の音を追うと、AはG4→D5→E5→C5、BはG4→G4→E4→F4です。まずこの1本だけを耳で追うと、差を見つけやすくなります。

転回形と、ベースが鳴らす音を分けて考える

コードの根音が和音パートの一番下にある形を基本形と呼びます。その音を上へ移して、別の構成音を一番下に置いた形が転回形です。BのGはBが下なので第一転回形、FはAが下なので第一転回形になっています。

ただし、今回の伴奏全体では別トラックのベースがC2→G1→A1→F1を鳴らしています。和音パートの最低音がBになっても、全体の最低音はGのままです。「和音パートを転回した」と「曲全体のベースを変更した」は区別して聴きます。

Cの広い配置も、音数を増やしたわけではありません。低い2音を離し、高い音との間に空間を作っています。広げれば必ず良くなるわけでもなく、下げた和音がベースに近づいて混み合う場合があります。

MIDIでは音を消さず、オクターブだけ動かす

  1. AのMIDIを開き、chordsトラックを選びます。
  2. 2小節目のG4はそのまま残し、B4をB3へ、D5をD4へ1オクターブ下げます。BのB3・D4・G4になります。
  3. 音符の開始位置と長さを変えていないことを確認し、1小節目から再生します。
  4. 次はBのMIDIを開き、1小節目だけC4→C3、G4→G3へ移し、E4はそのまま残します。Cの広い配置を1小節だけ試せます。

最初は、いちばん高い音が前の小節からどれだけ動いたかを確認します。滑らかにつなぎたいのか、大きな跳躍を聴かせたいのかで選んでください。音が何個も重複していないかも確認すると、比較条件を保てます。

試聴はこのガイド用に音符から合成したオリジナル素材です。実機演奏やブラウザ操作の録音ではありません。MIDIには音符・テンポ・トラックを収録し、試聴音色そのものは含みません。別のプレーヤーでは音色が変わることがあります。別の試聴を再生すると、前の試聴は停止します。頭から比べるときは再生位置を0秒へ戻してください。

なまずMIDIエディターで編集する → 元のポップス作例へ →

作例は作品への組み込み・商用利用可、クレジット不要です。元のMIDIを残し、編集後の版は別名で保存してください。

伴奏を、自分の曲へ育てる

メロディ、曲の展開、和音や低音の編集を、変更前後の音とMIDIで比べられます。

この状態はこのブラウザだけに保存されます。

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