← サウンドラボへ戻る

なまずタッチ・シンセ - 指の位置そのものを演奏にする

横方向でPitch、縦方向でBrightnessを同時操作するマルチタッチ・シンセです。スマホでは複数指、PCではマウス/トラックパッドとA〜Kキーで演奏。Scale SnapとFree Glideを切り替えられます。

Xで共有LINEで共有
説明書
ORIGINALスタイルを使用中
TOUCH SYNTH / EXPRESSIVE SURFACEC PENTATONIC · WARMSCALE SNAP · 2 OCT · 0 VOICE
03 / PLAY SURFACE横 = PITCH · 縦 = BRIGHTNESS · 複数指 = POLY
A S D F G H J K8 NOTE KEYS
BRIGHT / AIR
DARK / ROUND
SNAPON
ACTIVE0
SPACE24%
MASTER76%
04 / RECORD & SAVE演奏を残す
演奏面をタップ/ドラッグしてください。横が音程、縦が明るさです。

演奏する / namazu-touch-synth

なまずタッチ・シンセ 説明書

なまずタッチ・シンセは、画面上の指の位置をそのまま演奏パラメータへ変える表現型ブラウザシンセです。横方向でPitch、縦方向でBrightnessを変え、スマホでは複数指、PCではマウス/トラックパッドとA〜Kキーでポリフォニック演奏できます。

初めての方へ

最初の1分は、ここだけ試してください

  1. 演奏面の左下をタップし、そのまま右上へゆっくりドラッグします。
  2. 別の指をもう1本置き、2音を同時に鳴らします。
  3. SCALE SNAPをOFFにしてFREE GLIDEへ切り替え、連続Pitchを試します。
  4. Q〜Rで音色を切り替え、気に入った演奏は0キーまたはSTART RECORDINGでWAVへ残します。

ランダム・自動生成はどこ?

押す場所
自動生成ボタンはありません。指やマウスの位置をPitchとBrightnessへ変換し、選んだScaleと音色でその場で発音します。
何が変わるか
SCALE SNAPでは指の横位置をScale Noteへ量子化し、FREE GLIDEでは最低音と最高音の間を連続Pitchとして移動します。
気に入った部分を残す
Undoはありません。鳴っている音はRELEASE ALLで止め、設定はProjectとして保存・復元します。
同じ結果を残す
Seedはありません。演奏の再現が必要な場合は設定をProjectで保存し、実際の指の動きはWAV録音で残してください。

最初の30秒

最初は設定を変えず、演奏面の左下へ指を置き、そのまま右上へゆっくり滑らせてください。音程が上がりながら音色も明るくなります。次に2本指を別の場所へ置くと和音になります。

  • 横 = PITCH: 左ほど低く、右ほど高くなります。
  • 縦 = BRIGHTNESS: 下ほど丸く、上ほど明るくなります。
  • 複数指 = POLY: 指ごとに独立したVoiceを鳴らします。
  • 指を離すとRELEASE時間をかけて音が消えます。

マルチタッチ演奏面

Pointer Eventsを使うため、スマホ・タブレットの複数指、PCのマウスやペン入力を同じ演奏面で扱います。端末がPressureを送る場合は音量にも反映し、Pressureが取得できない環境では一定値を使います。

左右の位置はわずかにStereo Panへも反映します。左側で鳴らしたVoiceは少し左、右側は少し右へ広がります。

SCALE SNAPとFREE GLIDE

SCALE SNAPは横位置を選択中のScaleへ量子化するため、指を大きく動かしても外れにくい演奏モードです。FREE GLIDEはScaleの最低音と最高音の間を連続Pitchとして移動し、テルミンやRibbon Controllerに近い滑らかな変化を作ります。

  • KEY: C〜Bの12音からRootを選びます。
  • SCALE: Major、Minor、Pentatonic、Dorian、Chromatic。
  • OCTAVE: 演奏レンジの開始Octave。
  • RANGE: 2または3Octave。
  • GLIDE: 指移動に対してPitchが追従する速さ。0msに近いほど即座です。

4つの音色

すべてWeb Audio APIのOscillatorとFilterを組み合わせた端末内合成です。外部サンプルを読み込まず、演奏開始時にブラウザ内で発音します。

  • WARM / Q: Saw + Sineを混ぜた太く柔らかい音。
  • GLASS / W: Sine + Triangleの高い倍音を足した透明な音。
  • EDGE / E: Square + Sawを使った輪郭の強い音。
  • AQUA / R: Resonanceを強めた水中のような共鳴音。
  • ATTACK / RELEASE: 音の立ち上がりと指を離した後の余韻。
  • SPACE: DelayとReverbをまとめて調整します。
  • MASTER: 最終出力音量です。

PCキーボード操作

A S D F G H J Kは現在のScaleを8分割した演奏キーです。キーボード演奏は常にScaleへSnapします。

  • A S D F G H J K: 8つのScale Noteを演奏。
  • Q W E R: WARM / GLASS / EDGE / AQUAへ音色切替。
  • ↑ / ↓: Octaveを上下。
  • X: SCALE SNAP / FREE GLIDE切替。
  • Escape: 鳴っているVoiceをすべてRelease。
  • 0: 録音開始/停止。

スマホのパフォーマンス表示

共通ヘッダーのパフォーマンス表示では細かい設定と保存欄を収納し、演奏面を100dvhへ拡張します。Safe Areaを避け、縦・横どちらでも演奏面を可能な限り大きく取ります。

Key、Scale、音色、MASTERなどは通常表示で準備してからパフォーマンス表示へ切り替える使い方を想定しています。

WAV録音

START RECORDINGはTouch SynthのMASTER OUTを最大5分記録します。複数指の和音、指の移動、音色、Space、Masterを含む実際の出力を録音し、停止後に16-bit PCM WAVへ変換します。

  • WAV DOWNLOAD: 端末へ保存。
  • WAV → POCKET: なまずポシェットへ保存し、サンプラー、DJ、ライブFX、ループ・ステーションなどで再利用できます。
  • MediaRecorderまたは録音形式のデコードに対応しないブラウザではWAV録音が使えない場合があります。

Project保存と復元

ProjectにはKey、Scale、Octave、Range、Snap、Glide、Attack、Release、Space、Master、音色、Haptic設定を保存します。演奏そのものはProjectには入らず、WAV録音で残します。

  • PROJECT DOWNLOAD / LOAD: JSONとして端末へ保存・復元。
  • PROJECT → POCKET: なまずポシェットへ保存。
  • POCKET PROJECT LOAD: ポシェットからTouch Synth Projectだけを選んで復元。
  • 最後の設定は同じブラウザのlocalStorageにも自動保存します。

うまく動かないとき

  • 最初のタップで音が出ない: もう一度演奏面をタップしてください。iPhone/iPadなどではユーザー操作後にAudioContextが開始されます。
  • 音が割れる: MASTERまたはSPACEを下げ、同時に鳴らす指の数を減らします。
  • 指を離しても音が残る: RELEASE ALLを押します。画面を隠した場合も自動的にVoiceを解除します。
  • 複数指でページが動く: 演奏面にはtouch-action: noneを指定しています。ブラウザ自体のジェスチャーが優先される機種では全画面またはパフォーマンス表示も試してください。
  • FREE GLIDEが音痴に聞こえる: 連続Pitchなので仕様です。音階内だけで演奏したい場合はSCALE SNAPへ戻してください。

制約

MPEやWeb MIDI入力を受けるシンセではありません。Pressureは端末がPointer pressureを提供する場合だけ利用します。端末によっては複数指数やPressure精度に差があります。

ノートを精密に編集する場合はMIDIエディター、鍵盤でシンセを演奏する場合はなまずポリフォニック・シンセを使ってください。タッチ・シンセは、画面上をなぞる動きそのものを音へ変えるライブ演奏向けです。