演奏する / namazu-chord-strummer
なまずコード・ストラマー 説明書
なまずコード・ストラマーは、8つのコードボタンから和音を選び、6本の弦をスマホで上下になぞるかPCキーボードで鳴らすライブ楽器です。ゆっくりなぞればアルペジオ、速く払えばまとまったコードになり、単音、パームミュート、余韻の長さも演奏中に切り替えられます。
初めての方へ
最初の1分は、ここだけ試してください
- POP SHOREのコード1を押し、6本の弦を上から下へなぞります。
- コード2へ切り替え、今度は下から上へなぞってUPストロークを試します。
- 弦を直接タップして単音を鳴らし、PALM MUTEで余韻を止めます。
- 残したい演奏はSTART RECORDINGを押し、停止後にWAVまたはMIDIへ保存します。
ランダム・自動生成はどこ?
- 押す場所
- 画面上部のPOP SHORE、NIGHT TIDE、CITY SOULなど7つの進行プリセットが、演奏を始めるための自動構成です。完全なランダム生成ボタンはありません。
- 何が変わるか
- 進行プリセットは8コードの度数、Major/Minor、Triad/7th、弦音色、MIDI BPMをまとめて変更します。KEYを変えると同じ度数関係のまま移調します。
- 気に入った部分を残す
- 生成用LockとUndoはありません。プリセットを切り替える前に、残したい設定をPROJECT DOWNLOADまたはPROJECT → POCKETへ保存してください。
- 同じ結果を残す
- Seedはありません。同じ演奏設定はProjectで復元できますが、指でなぞった速度や演奏タイミングはProjectに含まれないため、演奏そのものはWAVまたはMIDIへ録音します。
最初の1分
最初はPOP SHOREのままコード1を押し、STRUM SURFACEを上から下へなぞってください。次にコード2へ切り替えて下から上へなぞると、コード変更と上下ストロークの違いが分かります。
- スマホ: コードをタップし、6本の弦を上下へスワイプします。弦を直接タップすると単音です。
- PC: 1〜8でコードを選び、↓でダウン、↑でアップ、A〜Hで6本の弦を個別に鳴らします。
- 音を短く止めたいときはPALM MUTEまたはSpace、余韻を伸ばすときはHOLDまたはMです。
- 演奏を残す場合はSTART RECORDINGまたはRを押し、もう一度押して停止します。
コードと進行プリセット
POP SHORE、NIGHT TIDE、CITY SOUL、FOLK TRAIN、DREAM CURRENT、KOTO RIVER、BOSS CURRENTの7種類は、8コードの並び、Major/Minor、Triad/7th、音色、BPMをまとめた演奏用の出発点です。特定の既存曲を再現するプリセットではありません。
プリセットを選んだ後もKEY、SCALE、CHORDを変更できます。進行の度数関係は保たれ、選んだKeyとScaleに合わせてコード名と6弦の音程を再計算します。
- KEY: C〜Bの12音から調の中心を選びます。
- SCALE: MAJORまたはMINORです。
- CHORD: TRIADは3音構成、7THは4音構成です。6本の弦では構成音を重複して鳴らします。
- CAPO: 全弦の基準音域を0〜9半音上へ移します。コード名は変わらず、ボイシングだけが高くなります。
- OCTAVE: 全体を1オクターブ下、標準、1オクターブ上へ移します。
STRUM SURFACEと演奏表現
6本の弦は低い音から高い音へ上から並びます。上から下へ通過した順にDOWN、下から上へ通過した順にUPとして発音します。指やマウスの移動そのものが発音時刻になるため、ゆっくりなぞると各音が分離し、速く払うと一つのコードとして聞こえます。
DOWN/UPボタンと矢印キーはSTRUM SPEEDで設定した間隔を使います。HUMANIZEはその間隔へ小さな揺れを加えます。画面を直接なぞる場合は実際の指の速度が優先されます。
- 弦のA/S/D/F/G/H表示はPCの単音キーです。
- 同じ弦を繰り返しタップするとピッキングのように演奏できます。
- PALM MUTEは現在鳴っている全弦の余韻を短く止めます。次の発音は通常どおり鳴ります。
- HOLDは新しく鳴らす音の余韻を長くします。既に鳴っている音を無期限に固定する機能ではありません。
弦音色とパラメータ
このツールは実際のギター録音を再生するサンプラーではなく、Web Audioで弦の立ち上がり、倍音、ピックノイズ、減衰を合成します。音色名は演奏上の性格を示すもので、実在楽器の厳密な再現ではありません。
- NYLON: 柔らかい立ち上がりと控えめな高域です。
- STEEL: 明るい倍音と長めの減衰です。
- CLEAN: エレクトリック系の輪郭を持つ中間的な音です。
- KOTO: 短い立ち上がりと強めのアタックです。
- SYNTH: 弦らしさを残しつつ電子的な倍音を加えます。
- BODY: フィルターの明るさとアタック成分をまとめて調整します。
- MASTER: 最終音量です。コードを速く重ねる場合は先に低めへ下げます。
スマホのパフォーマンス表示
共通ヘッダーのパフォーマンス表示へ切り替えると、設定と保存欄を収納し、8コード、DOWN/UP、PALM MUTE、HOLD、6本の弦を表示領域へ再配置します。縦画面ではコードを4×2、弦をその下へ置き、横画面ではコードと弦を左右へ分けます。
演奏前に通常表示でKey、Preset、音色、録音を設定してから切り替えてください。ノッチとホームバーのSafe Areaを避けますが、ブラウザのアドレスバー状態によって利用可能な高さは変わります。
PCキーボード操作
入力欄や選択欄を操作中は演奏ショートカットを止めます。演奏に戻る場合はツールの空白または演奏面をクリックしてください。
- 1〜8: コード1〜8を選択
- Arrow Down/Arrow Up: STRUM SPEEDを使ったDOWN/UPストローク
- A/S/D/F/G/H: 低い弦から高い弦まで単音演奏
- Space: PALM MUTE
- M: HOLDのON/OFF
- R: 演奏録音の開始/停止
- Escape: 鳴っている音を停止。パフォーマンス表示中は共通UIの終了操作も働きます
録音・MIDI・WAV
START RECORDINGは、押したコード、ストラム、単音の発音結果を最大5分記録します。停止後、演奏ノートはMIDI、対応ブラウザでは実際の合成音をWAVとして保存できます。録音中にKeyや音色を変えた場合、WAVには聞こえた音が入り、MIDIには音程・開始時刻・長さ・Velocityが入ります。
MIDI BPMはMIDIファイルの基準テンポです。演奏時刻はリアルタイム秒で保存されるため、BPMを変えても既に弾いたリズムを自動クオンタイズしません。MIDIを後から細かく直す場合はポシェットへ保存してMIDIエディターから読み込めます。
- WAV DOWNLOAD/WAV → POCKET: 実際に聞こえた音色と余韻を含む音声です。
- MIDI DOWNLOAD/MIDI → POCKET: 音程と演奏タイミングを再編集するデータです。音色は含みません。
- ブラウザがMediaRecorderに対応しない場合でもMIDI記録は続けられます。
Project保存と復元
PROJECT DOWNLOADとPROJECT → POCKETは、進行プリセット、Key、Scale、コード構成、音色、Capo、Octave、Strum Speed、Humanize、Body、Master、Hold、Haptic設定を保存します。演奏録音のWAVやMIDI本体はProjectへ含めません。
最後の設定は同じブラウザへ自動保存されます。重要な設定はProjectファイルも端末へ保存してください。POCKET PROJECTは同じブラウザのなまずポシェットから、このツールで保存したProjectだけを読み込みます。
うまく動かないとき
- 音が出ない: コードを選び、弦をタップします。端末音量とMASTERを確認し、ブラウザの音声開始制限を解除するためもう一度演奏面をタップします。
- キーボードで鳴らない: 入力欄やSelectからフォーカスを外し、IME入力を終了してから操作します。
- スワイプでページが動く: STRUM SURFACEの内側から操作します。演奏面ではページスクロールではなく弦操作を優先します。
- 音が割れる: MASTERとBODYを下げ、HOLDをOFFにするかPALM MUTEで重なった余韻を止めます。
- WAVが作れない: ブラウザのMediaRecorder対応状況を確認します。MIDIとProjectは別に保存できます。
制約とできないこと
ギターの実在する運指、開放弦、ミュート弦、ハンマリング、チョーキング、ピック位置を完全に再現するシミュレーターではありません。6本すべてをコード構成音へ割り当てる演奏用ボイシングです。
コード進行の自動伴奏、ドラム、テンポ同期ループは含みません。伴奏に合わせる場合は、録音したWAVやMIDIをループ・ステーション、ジャムデッキ、MIDIエディターなどへ渡してください。ブラウザをバックグラウンドへ移した場合は鳴りっぱなしを避けるため発音を停止します。