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トラップの4小節を作る — コード・ベース・リズムを8つの作例で比較

Am→Am→F→E、140 BPM。後半の低音だけを1オクターブ上げた比較です。試聴とMIDIで、低音や和音の違いを確かめます。

トラップの4小節を作る — コード・ベース・リズムを8つの作例で比較

140 BPMの細かいハットに、3拍目だけのスネアを重ねます。大きな拍をゆっくり感じる部分と、細かく刻む部分が共存する作例です。808の滑らかなピッチ変化は使わず、MIDIで編集できる音符の配置に絞ります。

4/4拍子・140 BPM・4小節。各音声は1周と短い余韻です。

完成例を聴いて、3つの役割に分ける

まず完成例を聴き、次にドラム・ベース・コードを単独で聴きます。単独パートは完成例から抜き出した同じ音符です。最後に完成例へ戻り、拍を支える音、低い支え、和音の響きを一つずつ追ってみてください。

基本形:3パートの完成例コード・ベース・ドラムを合わせた比較の出発点。
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ドラムだけ打撃の位置と間隔を確認。
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基本形のベースだけ低音の高さと休符を確認。
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基本形のコードだけ和音の響きと鳴らす位置を確認。
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別の試聴を再生すると、再生中の音声は止まります。頭から比較したい場合は再生位置を0秒へ戻してください。

この4小節のコードと低音

Amを2小節保ち、F→Eで戻ります。最後のEはG♯を含む長三和音で、Amへ帰る引っ掛かりを作ります。最初からコード数を増やさず、長い和音の上でハットと低音がどう動くかを聴きます。

小節コード鳴らす和音基準の低音
1AmA3・C4・E4A1
2AmA3・C4・E4A1
3FF3・A3・C4F1
4EE3・A♭3・B3E1

音名の数字は高さです。ここではMIDIの60をC4と表記します。和音の表は実際に鳴る高さの順です。低音の欄は各小節の基準で、ベースが動く場所は下の配置表で確認できます。

どの位置で鳴るかを確認する

以下は小節の先頭を0とした拍数です。1は2拍目、2は3拍目、0.5は1拍目の裏です。半拍が8分音符、0.25拍が16分音符に当たります。小節ごとに同じ配置を繰り返し、音の高さは上の進行に沿って替わります。

パート小節先頭から何拍後に鳴るか
キック(MIDI 36)0・1.75・3.25
スネア(MIDI 38)2
ハット(MIDI 42)0・0.25・0.5・0.75・1・1.25・1.5・1.75・2・2.25・2.5・2.75・3・3.25・3.5・3.75
コード(基本形)0

ベースだけを替えて聴き比べる

後半の低音だけを1オクターブ上げた比較です。位置も長さも変えないので、細かいハットとの重なりは同じ。低音を飛ばすと目立ちすぎる場合は、最後の音だけ上げる使い方もできます。

変更後のベースだけ下の表に示した低音へ変更。
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ベースを替えた完成例コードとドラムは基本形と同じ音符・強さ。
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位置(1小節目)基本形:音/長さ比較版:音/長さ
0拍後A1/1.4拍A1/1.4拍
1.75拍後A1/0.6拍A1/0.6拍
3.25拍後A1/0.5拍A2/0.5拍

ベースの強さは両方ともMIDIベロシティ90です。完成例の比較ではベース以外を固定しています。違いが分かりにくい場合は、ベース単独を先に聴いてから完成例へ戻ると、変わった位置を追いやすくなります。

コードの鳴らし方を替える

1小節の長い和音を、8分で構成音を順番に鳴らす形へ替えます。ハットと一緒に細かくなりすぎないか、主旋律を載せる余白が残るかを確かめます。

変更後のコードだけコード名を保ち、発音の配置を変更。
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コードを替えた完成例ベースは基本形へ戻し、ドラムも固定。
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コード1小節目の発音位置音符の長さ音符数
基本形03.5拍3
比較版0・0.5・1・1.5・2・2.5・3・3.50.32拍8

和音を3音同時に弾いた場合、発音位置は1か所、音符数は3つです。この比較では音色とミックス倍率を固定しています。ただし同時に鳴る数や余韻が変わると、耳に届く音量感も変わります。

MIDIを読み込み、自分の伴奏にする

  1. 使いたい試聴の下からMIDIを保存します。完成例はchords・bass・drumsの3トラック、単独パートは1トラックです。
  2. なまずMIDIエディターの「MIDIファイルを選択」で読み込み、テンポとトラックを確認します。
  3. 元ファイルを残し、変更するパートを一つ選びます。音符の位置・高さ・長さを一度に全部替えず、まず一つだけ動かして再生します。
  4. 気に入った版を別名のMIDIへ書き出します。音として使う場合は編集後にWAVで書き出します。

4小節目のハットだけ、最後の半拍へ16分より細かい音を手で足してみます。元の版も残し、常に細かくする場合と小節末だけ動かす場合を比べましょう。

MIDIは音符のデータで、このページの音色を含みません。エディターでは選ばれた楽器で鳴るため、試聴と音色が違うことがあります。ドラムはGMのキック36・スネア38・クローズドハット42を使い、すべての音源はこのGuide用に合成しています。既存曲や市販サンプルの録音ではありません。

作例は作品への組み込み・商用利用可、クレジット不要です。ほかの進行を探すときは30ジャンルの作例一覧へ。コードそのものを確認したい場合はコードの基本も参考にしてください。

ジャンル名は作り始める方向の目安です。ここで選んだテンポ・進行・配置だけが、そのジャンルの正解というわけではありません。

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