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メタルの4小節を作る — コード・ベース・リズムを8つの作例で比較

E5→F5→D5→E5、156 BPM。音符の位置と高さは固定し、ベースの長さだけを0.16拍から0.4拍へ変更します。試聴とMIDIで、低音や和音の違いを確かめます。

メタルの4小節を作る — コード・ベース・リズムを8つの作例で比較

短い低音の連打と、半音で動くコードを組み合わせる練習です。試聴は歪みギターの録音ではなく、音符の配置を聴くための合成音。音色の迫力とは分けて、どこで音を切り、どこでキックと重ねるかを確かめます。

4/4拍子・156 BPM・4小節。各音声は1周と短い余韻です。

完成例を聴いて、3つの役割に分ける

まず完成例を聴き、次にドラム・ベース・コードを単独で聴きます。単独パートは完成例から抜き出した同じ音符です。最後に完成例へ戻り、拍を支える音、低い支え、和音の響きを一つずつ追ってみてください。

基本形:3パートの完成例コード・ベース・ドラムを合わせた比較の出発点。
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ドラムだけ打撃の位置と間隔を確認。
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基本形のベースだけ低音の高さと休符を確認。
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基本形のコードだけ和音の響きと鳴らす位置を確認。
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別の試聴を再生すると、再生中の音声は止まります。頭から比較したい場合は再生位置を0秒へ戻してください。

この4小節のコードと低音

E5からF5へ半音上がり、D5を経て戻ります。3度を抜いた和音なので、まず隣り合う根音の緊張感を追ってください。高速だからと全音を低い位置へ集めると重なりが分かりにくくなるため、コードはベースより1オクターブ上を中心に置きました。

小節コード鳴らす和音基準の低音
1E5E3・B3・E4E2
2F5F3・C4・F4F2
3D5D3・A3・D4D2
4E5E3・B3・E4E2

音名の数字は高さです。ここではMIDIの60をC4と表記します。和音の表は実際に鳴る高さの順です。低音の欄は各小節の基準で、ベースが動く場所は下の配置表で確認できます。

どの位置で鳴るかを確認する

以下は小節の先頭を0とした拍数です。1は2拍目、2は3拍目、0.5は1拍目の裏です。半拍が8分音符、0.25拍が16分音符に当たります。小節ごとに同じ配置を繰り返し、音の高さは上の進行に沿って替わります。

パート小節先頭から何拍後に鳴るか
キック(MIDI 36)0・0.5・1・1.5・2・2.25・2.5・3.5
スネア(MIDI 38)1・3
ハット(MIDI 42)0・0.5・1・1.5・2・2.5・3・3.5
コード(基本形)0・0.25・0.5・1・1.5・2・2.25・2.5・3・3.5

ベースだけを替えて聴き比べる

音符の位置と高さは固定し、ベースの長さだけを0.16拍から0.4拍へ変更します。短音の隙間が埋まると、連打の輪郭がどう変わるでしょうか。速さの変更ではありません。

変更後のベースだけ下の表に示した低音へ変更。
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ベースを替えた完成例コードとドラムは基本形と同じ音符・強さ。
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位置(1小節目)基本形:音/長さ比較版:音/長さ
0拍後E2/0.16拍E2/0.4拍
0.5拍後E2/0.16拍E2/0.4拍
1拍後E2/0.16拍E2/0.4拍
1.5拍後E2/0.16拍E2/0.4拍
2拍後E2/0.16拍E2/0.4拍
2.5拍後E2/0.16拍E2/0.4拍
3拍後E2/0.16拍E2/0.4拍
3.5拍後E2/0.16拍E2/0.4拍

ベースの強さは両方ともMIDIベロシティ90です。完成例の比較ではベース以外を固定しています。違いが分かりにくい場合は、ベース単独を先に聴いてから完成例へ戻ると、変わった位置を追いやすくなります。

コードの鳴らし方を替える

細かいコードの反復を、小節先頭の長音へ替えます。キックは元の連打を維持します。コードが伸びても打撃の細かさは残るので、ドラムとコードの役割を分けて確認できます。

変更後のコードだけコード名を保ち、発音の配置を変更。
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コードを替えた完成例ベースは基本形へ戻し、ドラムも固定。
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コード1小節目の発音位置音符の長さ音符数
基本形0・0.25・0.5・1・1.5・2・2.25・2.5・3・3.50.14拍30
比較版03.5拍3

和音を3音同時に弾いた場合、発音位置は1か所、音符数は3つです。この比較では音色とミックス倍率を固定しています。ただし同時に鳴る数や余韻が変わると、耳に届く音量感も変わります。

MIDIを読み込み、自分の伴奏にする

  1. 使いたい試聴の下からMIDIを保存します。完成例はchords・bass・drumsの3トラック、単独パートは1トラックです。
  2. なまずMIDIエディターの「MIDIファイルを選択」で読み込み、テンポとトラックを確認します。
  3. 元ファイルを残し、変更するパートを一つ選びます。音符の位置・高さ・長さを一度に全部替えず、まず一つだけ動かして再生します。
  4. 気に入った版を別名のMIDIへ書き出します。音として使う場合は編集後にWAVで書き出します。

2拍後・2.25拍後・2.5拍後のコード3連打だけを残し、他のコードを一度消してみます。次に必要な音を戻すと、休符を含めたリフを作りやすくなります。

MIDIは音符のデータで、このページの音色を含みません。エディターでは選ばれた楽器で鳴るため、試聴と音色が違うことがあります。ドラムはGMのキック36・スネア38・クローズドハット42を使い、すべての音源はこのGuide用に合成しています。既存曲や市販サンプルの録音ではありません。

作例は作品への組み込み・商用利用可、クレジット不要です。ほかの進行を探すときは30ジャンルの作例一覧へ。コードそのものを確認したい場合はコードの基本も参考にしてください。

ジャンル名は作り始める方向の目安です。ここで選んだテンポ・進行・配置だけが、そのジャンルの正解というわけではありません。

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