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チップチューンの4小節を作る — コード・ベース・リズムを8つの作例で比較

Am→F→G→E、150 BPM。低い根音と高い根音を半拍ごとに交互に鳴らします。試聴とMIDIで、低音や和音の違いを確かめます。

チップチューンの4小節を作る — コード・ベース・リズムを8つの作例で比較

少ないパートで和音を感じさせる準備として、構成音を一音ずつ鳴らす版を作ります。この試聴は特定ゲーム機の音源や矩形波の再現ではありません。MIDIを編集し、後でパルス系の音色へ替えられる音符の練習です。

4/4拍子・150 BPM・4小節。各音声は1周と短い余韻です。

完成例を聴いて、3つの役割に分ける

まず完成例を聴き、次にドラム・ベース・コードを単独で聴きます。単独パートは完成例から抜き出した同じ音符です。最後に完成例へ戻り、拍を支える音、低い支え、和音の響きを一つずつ追ってみてください。

基本形:3パートの完成例コード・ベース・ドラムを合わせた比較の出発点。
このパターンのMIDIを保存 ↓
ドラムだけ打撃の位置と間隔を確認。
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基本形のベースだけ低音の高さと休符を確認。
このパターンのMIDIを保存 ↓
基本形のコードだけ和音の響きと鳴らす位置を確認。
このパターンのMIDIを保存 ↓

別の試聴を再生すると、再生中の音声は止まります。頭から比較したい場合は再生位置を0秒へ戻してください。

この4小節のコードと低音

Am→F→G→Eで、最後のG♯がAmへの戻りを作ります。三和音を一斉に鳴らす版からアルペジオへ移すと、同時に3音を使わなくても和音の輪郭を感じられます。

小節コード鳴らす和音基準の低音
1AmA3・C4・E4A1
2FA3・C4・F4F1
3GG3・B3・D4G1
4EA♭3・B3・E4E1

音名の数字は高さです。ここではMIDIの60をC4と表記します。和音の表は実際に鳴る高さの順です。低音の欄は各小節の基準で、ベースが動く場所は下の配置表で確認できます。

どの位置で鳴るかを確認する

以下は小節の先頭を0とした拍数です。1は2拍目、2は3拍目、0.5は1拍目の裏です。半拍が8分音符、0.25拍が16分音符に当たります。小節ごとに同じ配置を繰り返し、音の高さは上の進行に沿って替わります。

パート小節先頭から何拍後に鳴るか
キック(MIDI 36)0・2
スネア(MIDI 38)1・3
ハット(MIDI 42)0・0.5・1・1.5・2・2.5・3・3.5
コード(基本形)0

ベースだけを替えて聴き比べる

低い根音と高い根音を半拍ごとに交互に鳴らします。比較版は低い根音だけ。音数を変えずに上下の動きだけ取り除き、上のアルペジオへどれだけ余地を残すか判断します。

変更後のベースだけ下の表に示した低音へ変更。
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ベースを替えた完成例コードとドラムは基本形と同じ音符・強さ。
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位置(1小節目)基本形:音/長さ比較版:音/長さ
0拍後A1/0.35拍A1/0.35拍
0.5拍後A2/0.35拍A1/0.35拍
1拍後A1/0.35拍A1/0.35拍
1.5拍後A2/0.35拍A1/0.35拍
2拍後A1/0.35拍A1/0.35拍
2.5拍後A2/0.35拍A1/0.35拍
3拍後A1/0.35拍A1/0.35拍
3.5拍後A2/0.35拍A1/0.35拍

ベースの強さは両方ともMIDIベロシティ90です。完成例の比較ではベース以外を固定しています。違いが分かりにくい場合は、ベース単独を先に聴いてから完成例へ戻ると、変わった位置を追いやすくなります。

コードの鳴らし方を替える

長い和音を8分で低い構成音から順に鳴らす形へ変更します。この版は1音ずつですが、各音の余韻は短く残ります。実機の発音数制限を厳密に再現した比較ではありません。

変更後のコードだけコード名を保ち、発音の配置を変更。
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コードを替えた完成例ベースは基本形へ戻し、ドラムも固定。
このパターンのMIDIを保存 ↓
コード1小節目の発音位置音符の長さ音符数
基本形03.5拍3
比較版0・0.5・1・1.5・2・2.5・3・3.50.32拍8

和音を3音同時に弾いた場合、発音位置は1か所、音符数は3つです。この比較では音色とミックス倍率を固定しています。ただし同時に鳴る数や余韻が変わると、耳に届く音量感も変わります。

MIDIを読み込み、自分の伴奏にする

  1. 使いたい試聴の下からMIDIを保存します。完成例はchords・bass・drumsの3トラック、単独パートは1トラックです。
  2. なまずMIDIエディターの「MIDIファイルを選択」で読み込み、テンポとトラックを確認します。
  3. 元ファイルを残し、変更するパートを一つ選びます。音符の位置・高さ・長さを一度に全部替えず、まず一つだけ動かして再生します。
  4. 気に入った版を別名のMIDIへ書き出します。音として使う場合は編集後にWAVで書き出します。

アルペジオの順番を低→中→高から高→中→低へ替えます。次にベースを根音だけへ戻し、上と下を同時に動かす量を調整してください。

MIDIは音符のデータで、このページの音色を含みません。エディターでは選ばれた楽器で鳴るため、試聴と音色が違うことがあります。ドラムはGMのキック36・スネア38・クローズドハット42を使い、すべての音源はこのGuide用に合成しています。既存曲や市販サンプルの録音ではありません。

作例は作品への組み込み・商用利用可、クレジット不要です。ほかの進行を探すときは30ジャンルの作例一覧へ。コードそのものを確認したい場合はコードの基本も参考にしてください。

ジャンル名は作り始める方向の目安です。ここで選んだテンポ・進行・配置だけが、そのジャンルの正解というわけではありません。

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